昨日説明したように、お茶の樹は芽をどんどん伸ばします。茶刈りはその生長の
途中で行われるため、刈り取る日によって芽の収量や品質に差ができてしまいます。
早すぎても遅すぎてもいけません。収量と品質のバランスがとれた絶好のタイミングで
一気に刈り取る!だからお茶の時期というのはとてつもなく忙しくなってしまうのです。
もちろん刈った芽は保存が利かないのですぐに加工しなくてはいけませんしね。
我が家の茶刈りは5月に入ってから始まりました。
有名な歌にもある「八十八夜」の頃ですね。これが一番茶です。

上の写真は乗用の茶刈機でお茶を刈っているところ。
人が乗っている部分の下にお茶畑と同じくらいの横幅の歯があり、
そこで刈ったお茶の芽を風で後ろに吹き飛ばし、袋に受けます。
進む速度は人がかなりのんびり歩くくらいで、けたたましい音がします。
たすきを掛けた茶娘がカゴを片手に摘んでいるところを想像していると、
その違いにびっくりしてしまいますよね。手摘みは高級茶用に一部の畑で行う
だけで、省力・能率化を進めるため、ほとんどの畑で機械が使われています。
このあたりはお茶農家が多いので、町中で茶刈機の音が鳴り響きます。
「風物詩」というにはあまりにも風情がないけれど、これも名産地ならではですね。
さあて、明日はお茶の加工について、そう皆さんが口にするお茶になるまでをご紹介します。
お茶農家は生産だけではなく、加工もやるのが面白いところ!
お茶の善し悪しは工場できまる!それでは、お楽しみに♪
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