過呼吸で救急車!?

おはようございます!9月に入ったら急に涼しくなった三重県です。
(たまに夏に戻った!?ってぐらい蒸し暑い日もありますが・・・)
すっかり秋めいちゃって・・・季節の移り変わりの早さにビックリ。

さて、先日の真夏のインフルエンザの記事で触れた緊急搬送について忘れないうちに書いておこうと思います。

お恥ずかしいことに、タイトルの通り『過呼吸』で救急車を呼ぶことになってしまったわけですが。。。
“過呼吸”がどんな症状が分かっている方は「それぐらいで救急車呼ぶな」と思われるかもしれません。
でも、その時は私自身も周囲もまさか過呼吸だとは思わなかったのです。
同じように過呼吸で救急車を呼んだ経験のある方がこの記事を読んで「私だけじゃないんだ」と気持ちを落ち着かせたり、同じような事態に直面した時に少しでも焦らないように、この記事が誰かのお役に立てば、との思いで綴ります。

8月上旬、茶三郎の看病をしていたら寒気がして私も発熱。その2日後のことでした。
とにかくしんどくて、飲まず食わずでベッドで横たわっていたのです。
19時半頃、あまりにも具合が悪いので、氷枕と飲み物が欲しくて旦那にLINEメッセージ。
子供たちの夕飯の世話で忙しいのか、反応なし。
LINE通話をしてみたものの気付いてもらえず。。。
どんどん具合が悪くなる。なんだか指先がしびれているみたい。
旦那は携帯に気付かない可能性が高いと思い、震える指でなんとか義母にTEL。
コールはできたけれど、電話を持つことも話すこともできない。
電話口の呼吸の荒さに驚いた義母が慌てて旦那を呼び、2人で寝室に飛び込んで来た時には、状況がさらに悪化。
手足の感覚は完全になくなっていて・・・次の瞬間、ひゅーっという音がしたと思ったら、息ができない恐怖感に襲われた。
まさに息も絶え絶えという感じで「いきが・・・くるしぃ・・・しびれが・・・」と呻くものだから、旦那もテンパって。
旦那自身も経験したことのある低血糖かと思ったようで、なんとかポカリを飲ませようとするものの事態は悪化するばかり。
息苦しさから呼吸は早くなり、痺れを通り越して身体中が痛み、悶え苦しむ私を見て、救急車を呼びに走る。
救急車がくるまでの時間は10分弱位だったと思われるけど、本当に長かった。
苦しくて、痛くて痛くて、本当に「助けて~」という感じ。

そんな状況でも救急車が到着したら、「わ~部屋汚いよ、救急隊員さんあがってこれるんかな?」とか余計なことがチラっと頭をよぎるのよね。
身体を丸めて、目も堅く結んで、ひたすら苦しみに耐えている私の横に救急隊員さんの気配。
旦那から状況を確認して、私の状態を見て、一言。「高熱による過呼吸かな?」

え?え?えええ? か、過呼吸? 私、過呼吸でこんな状況になってるの???

そもそも私にとって“過呼吸”って割と身近な症状だったんです。
というのも、高校時代に剣道部に所属していた私、弱小のくせに無駄に厳しい練習で大勢のOBにしごかれ過呼吸に陥る部員が多く、垂れ(道着の胴の下につけるネームの部分)にビニール袋を用意しておくことが義務付けられていたのでした。
激しい運動をしながら「気合」という掛け声をかける、そして練習が厳しすぎて泣く、という状況が過呼吸を誘発するんでしょうね。
合宿中に倒れ、OBに道場の端に引きずられて、面の上から口元にビニール袋をあてがわれている姿を何度目撃したことか。
(このペーパーバッグ法は昔は常識だったけれど、今はむしろ危険であると推奨されていないそうです)
今だったら体罰とかで問題になりそうだけど、当時の運動部なんてみんなそんなもんだったんじゃないかな。(あれ?うちの部活が異常?)

だから、過呼吸は息のし過ぎで、二酸化炭素を取り入れれば治る、という認識はあったんです。
でも、朦朧とする中で「過呼吸みたいです」と言われても苦しくて、痛くて、どうすることもできなくて。

ちなみに、過呼吸とはこんな症状です。
過呼吸とは、必要以上の換気活動をおこなうこと。その結果として動脈血中の酸素分圧が上昇、炭酸ガス分圧が低下し1回換気量が増大する。初期状態は低酸素症と似ており、程度が強くなると手足や唇の痺れや呼吸困難、頭のふらつき、息苦しさ、眠気、激しい耳鳴りや悪寒をきたす。(ウィキペディアより)


興味のある方は過呼吸、または過換気症候群で調べてみてくださいね。

さて、話を戻して。
過呼吸と予想されても、救急隊員さんは粛々と私を担架に乗せ、急な階段を2階から下ろして、救急車に乗せてくれる。
あまりの苦しさに「早く酸素マスクくれ~」と思っていたんだけど、救急隊員さんが旦那に「酸素は100%なんですよ、足りてますからね」と言っているのが聞こえる。
こんなに苦しいのに何もしてくれない???と絶望的な気分になるけれど、私の呼吸をゆっくりさせるために「深呼吸して~」と何度も言われて、そうしていたら、確かに息ができない感覚はなくなってきた。
「スーハーの間に2秒ずつくらい呼吸止めて」って言われたときはさすがに無理!って思ったけどね。

息苦しさはだいぶ落ち着いたものの、身体中の痛みは強くなる一方だった。
あまりに痛くてどこがどう痛むのかも分からないぐらい。
手と足は完全に麻痺していて、手先に力が入り不自然な形で固まったまま。
救急車が病院につくまでの間、痛みで悶えるので、何度も注意された。「お母さん、落ちます」って。

その痛みといったら、出産経験のある女性だったらよくわかる陣痛以上だったかも。
陣痛みたいに波がないからね、ず~~~っと痛いまま。
もうほんと、この苦しみで私は死んでしまうのかも、って思ったぐらい。

救急車の中で隊員の方が病院に連絡を取る時に「ずっと前から○○○ーでてます」って言ってて、この「○○○ー」はあとで絶対に調べようと思った。
病院までは20分~30分かかっただろうか。病院に着いたらこの痛みをなんとかしてくれる、その思いにすがってなんとか耐えた感じ。

到着後、隊員さんから救命救急の先生に引継ぎがあり、検温、酸素濃度計をつけたり簡単な処置をして、若い女の先生が優しく診察をしてくれる。
「それより早く痛みをなんとかして~」と思っていたんだけど、何か治療を開始する雰囲気はない。
私が数日まともに食べれていないことや熱が高いことを考慮して、「希望があれば点滴しましょうか~?」と言うので、二つ返事でお願いした。
点滴に痛み止めが入っている訳ではないんだけど、病院についたことで安心したのもあったのか、痛みも少しずつではあるが和らいでいった。
でも手の痺れは相変わらずで、変な形に固まって動かない。
先生や看護師さんは「単なる過呼吸ですよ」と邪険にしたりせず、ひたすら優しい。
「お母さんいつも無理しているんでしょ、ちょっとは休んでっていうサインだよ」って自分よりずっと若いであろう先生に幼い子供を諭すように言われて、不覚にも涙がこぼれそうになった。
そして、盛大に鼻水が流れた(笑)そもそも高熱と鼻の症状がけっこうあって、痛みで苦しんでいる時も鼻がたれるのが気になって仕方なかったんだ。
これには先生も笑っちゃって、手がしびれて動かせないので、ティッシュでふいてくれた。

この日は病院がかなり混んでいるようで、先生や看護師さんはバタバタしていて、私は長いこと放置されていた。
(まぁ、過呼吸だからやるべきことは何もなかったんだろうけど)
その後、待合室の待たされていた旦那と先生が相談して、念のため肺炎とかの確認のレントゲンと尿検査を受けることに。
ベッドに座ってレントゲンをとり、先生に付き添われてトイレに行く頃には、ふらつきながらも歩けるようになっていた。
尿検査からそのままリカバリー室のベッドに移り、結果が出るのを待つ。
その間も熱がどんどん上がっていたのか寒くて寒くて、毛布を3枚ももらったのに寒くて、解熱剤の点滴を入れてもらった。
そしたら、熱が下がったのか、今度は暑くて暑くて、毛布を回収してもらう羽目に。世話のやける患者だわ。

検査の結果、気になる点は何もないので、帰宅して大丈夫、とのこと。
病院にきてからは誰も「過呼吸ですよ」とは言わなかった。
忙しいだろうに、みんな優しくて、とっても親切だった。

リカバリー室もたくさんの人がいて、明らかにベッドが足りていない様子だったので、早々に引き上げる。
腹痛に見舞われてトイレに行ったり、車から降りて家の階段を登ろうとすると呼吸が早くなり、過呼吸っぽく手足がしびれる気配がして慌てて息をとめる、なんてことも。
過呼吸って一度なると癖になるみたいだから気をつけないと。

そんなこんなで私の過呼吸騒動は幕を閉じた訳ですが、「過呼吸だったけど救急車を呼んでもらってよかった」と思います。
過呼吸だとわかったところで、呼吸困難と激痛に苦しむのを自分も周囲もどうすることもできなかったと思うから。
(そもそも、今回は救急隊員が来るまで過呼吸だとは思わなかったわけだし)
それに、同じような症状を引き起こす本当に怖い病気の場合もあるから、自己判断は禁物との意見もネットでは散見されたし。
何より救急隊員や病院の皆さんが「過呼吸ぐらいで」なんて雰囲気は微塵も感じさせなかったから。
苦しさと痛みに理解を示して、解消する方法を示してくれて、本当に有難かった。
邪険に扱われてしまった話などもネットでは見かけたけど、それは運が悪かっただけだと思います。

私は今回の経験で、過呼吸の本当の怖さ(高校時代のとは比べものにならないほどのね)を知って、もしまたなりそうな時は自分で回避できる術を身につけたはずです。
だから、この救急搬送は意味があったと思いたい。
「死にそう」と思うような痛みや苦しみに見舞われたら、そういう人を見かけたら、救急車を呼ぶことを躊躇しなくてよい、私はそう思います。
躊躇することで、事態が悪化することや最悪の結果を招いてしまうことの方がずっと怖い。
どう思うかは人それぞれですが、私の経験が「考えるきっかけ」にでもなればと思います。
あと、過呼吸はスポーツとか精神的な要因によるものが多いようですが、私のように直接的には「高熱」で引き起こされることもあることも知っておいてください。

ちなみに、救急車の中で聞いた「○○○ー」は後から調べたら「テタニー」であることが判明。

テタニーとは、血液中のカルシウムやマグネシウムが減少することが原因で神経や筋肉が刺激を受けやすくなり、 口の周囲や手足のしびれ、手足の筋肉の拘縮(こうしゅく:関節が動かなくなること)、足や背中の筋肉がつる、痙攣(けいれん)といった症状が起こること。
テタニーのサインの1つに「トルソー徴候」があり、血圧計のマンシェット(血圧を測る際に腕に巻く布のこと)で上腕を圧迫し、血流を遮断すると、手指がこわばり、すぼめたような形の手つきになる。この特徴的な手つきは、「産科医の手」「助産師の手」と呼ばれている。


まさにこれです。血圧計を使う前から、私が肘を折り曲げた状態で身体を強張らせていたので、血流が遮断されていたんでしょうね。
手指をすぼめて、親指を中指と薬指の間から突き出すような、なんとも変な格好に両手ともなって、そのままず~っと動かせなかったんです。
この「テタニー」が出ていたから、救急隊員も病院の先生も“過換気症候群”だと判断したんでしょうね。

あと、この時は分かっていなかったのですが、後日、茶娘Jr.が「インフルエンザB型」の診断を受けて、多分私もそうであったであろうことが想像されます。
となると、救急車で運ばれた病院の処置室やリカバリー室で会った他の多くの患者さんにうつしてしまわなかったかがとっても心配。
この時期にインフルエンザの可能性は考慮されないのか、熱の原因を検査しておく、なんて気配はなかったものね。
ちなみ、この病院の救急救命センターはインフルエンザの場合は空気が外に出て行かない特別な部屋で治療や待機が行われるんです。
でも、もしインフルエンザがうつっても、その人も検査をされずに「夏風邪」で済まされる可能性が高いんだろうな~。
とにかく、私のせいで容態が悪くなった人がいないことを願うばかりです。

最後に、家族や救急隊員、病院の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。
できることなら、もう二度と、過呼吸にはなりたくなーい!!!



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