初揉みのお茶を伊勢神宮(外宮)に奉納
こんにちは!三重県のお茶農家の嫁、茶むすめです。
今日は夫が三重県手もみ茶技術伝承保存会の皆さんと一緒に昨日揉んだ手もみ茶を伊勢神宮に奉納しました。
昨日まで雨続きで心配しましたが、今日は風が強いものの久しぶりに晴れ渡り絶好のお天気♪
毎年、新年初揉みで作った伝統製法の「手もみ茶」は伊勢神宮(外宮)に奉納しています。
外宮さんは正式には豊受大神宮(とようけだいじんぐう)といって、豊受大御神(とようけのおおみかみ)をお祀りしています。
豊受大御神は内宮の天照大御神のお食事を司る御饌都神(みけつかみ)であり、衣食住、産業の守り神としても崇敬されていて、私たち生産者にとっては「農業の神様」なんです。
新聞やテレビの取材もきていたようです。
このような取り組みで伊勢茶(三重県産のお茶)が注目されて、茶業振興につながるといいですね!
今日奉納した「手もみ茶」は手もみ製法という伝統技術で作り上げています。
現在流通するお茶はほとんど機械によって製茶されていますが、そのすべての工程を手作業によって行う手もみ製法。
出来上がったお茶は針のように細長く、その芸術性の高さからも注目されています。
「手揉み茶」って何?と思った方はこちらのページをご参照ください。
我が家ではこの手もみ茶をきっかけにお茶への興味関心が深まればとの思いで実演や体験等も行っています。
この記事がお茶の奥深さを知るきっかけになれば嬉しいです。
今日もお茶…